「テレビによる世論誘導」が行われつつあるそうです。真実ならば、ファシズムですね。

◆記事:テレビ・ファシズムの危機性高まる。投票日の9月11日に向けてテレビと新聞による「小泉賛美・野党攻撃」の偏向報道の強化が「再び指示された」と、内部からの訴え。

 【おことわり】

選挙まで余り日がないことと、事の重大性に鑑み、失礼して引用させていただきます。

引用元は政治評論家の森田実氏のサイト内にある、森田実の時代を斬るというコーナーです。昨日付のページ。URLは

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

です。

【引用開始】

2005年森田実政治日誌[313]

テレビ・ファシズムの危機性高まる。投票日の9月11日に向けてテレビと新聞による「小泉賛美・野党攻撃」の偏向報道の強化が「再び指示された」と、内部からの訴え。

テレビ界ウォッチャーのQ君から電話がかかってきた。

「9月11日の投票日に向けて、テレビ局の上層部から、現場に対して“民主党攻撃を強化せよ! 徹底的にやれ! 視聴者の偏向報道批判など問題ではない! 小泉政権を守れ! 何がなんでも勝利させろ! 放送法違反などという批判は気にするな!”との強い指示があったと、テレビ局内部の友人から知らせがきました。

テレビ局上層部は“小泉首相を勝たせるためにはどんなことをしてもかまわない。誤報もおそれるな”という姿勢だそうです。

おそろしいことになってきました。テレビ局は狂気です。ファシズムです。このことを国民に知らせてくれませんか。

テレビ局は異常です。これをとめるには、視聴者が、テレビ局へ電話等で抗議するしか方法がないと思います。

各野党からも抗議する必要があります。候補者はみなマスコミをおそれ、遠慮しています。

新聞は、記事と世論調査と投書欄で情報操作しています。

日本は危機です。テレビと大新聞が、小泉政権・自民党・公明党の宣伝隊になってしまいました。

日本人の心が権力者とその手先のマスコミによって弄ばれています。」



私はこう答えました。「Q君。落ち着いて対応しましょう。いまは冷静になることが大切です。国民全体が冷静になれば、狂気のテレビは、国民から浮いてしまいます。悪いテレビへの抗議は必要です。テレビと大新聞が小泉政権の手先になっていることを国民に知らせましょう。大切なのは投票前の最後の一週間です。悪いテレビが悪事をしないようきびしく監視したいと思います。」マスコミの影響力は巨大ですが、抗議すれば、内部の良識派が動きやすくなるだろう。マスコミ内部の良識派に期待したい。

【引用終わり】


◆コメント:テレビまでもが、そこまで支配されているのですか・・・・・・。

 

 勿論、無断引用はいけないが、選挙まで日が迫っている上、事が事だけに、引用しても森田氏からクレームが無いと信じたい。

 根も葉もないこととは思われない。

 私は一昨日、世論調査による世論誘導が行われている気配が濃厚である、という趣旨の文章を書いた。

 しかし、テレビ各局に民主党を攻撃させ自民党を勝たせろと圧力をかける、とは・・・。そこまでやるとは考えなかった。

 今まで、NHK、民法各局が、党首討論、或いは各政党代表による討論番組を放送していたが、それを見ている限りにおいては、司会者が故意に自民党に有利な方向に議論を操作しようというような気配は感じなかったので、まさか、と思っていたが、どうやら、私が甘かったようだ。政治家はどんな汚い手も使うのだった。

 考えてみれば、現政権がなりふり構わず、新聞まで利用するのであれば、当然、一層、特に、大衆に影響力の大きいテレビを利用しようとするであろう。

 そんなことがあるのかと言えば、例えば自由の国と言われるアメリカは政府によるマスコミ統制が厳しいので有名だから、日本において同様の事があってもおかしくない。

 理屈はそうなのだが、我が日本国まで、実は言論の自由は無いのか、と認識するのはなかなか辛いものである。



 何だか、俺はもう、全て嫌になってきたよ。



 とにかく、森田氏のサイトの情報が現実の現象、傾向としてテレビ番組に現れてくるかどうか、よく見極める必要がある。

 古館・筑紫や、テレビに登場する「知識人」「文化人」の発言が、これから、投票日に向かって、与党礼賛・民主批判になってきたら、怪しいということだ。

 そうなったら、本気で抗議してやる。本当だったら、日本は民主国家ではない。全体主義国家だ。


by j6ngt | 2005-09-06 22:27 | マスコミ批評


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