<   2005年 04月 ( 28 )   > この月の画像一覧

「地球温暖化が進行している証拠が突き止められた」(BBC NEWS)

◆記事:「地球温暖化」の「証拠」発見される。(BBC)

 原文は、BBC NEWS | Science/Nature | Global warming 'proof' detected

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/4495463.stm

です。



 NASAの研究者チームは、大気の温度変化を計算するコンピューターモデルと、海水温の計測を続けた結果、地球が太陽から吸収するエネルギーは、宇宙へ跳ね返すエネルギーよりも大きい、という確かな証拠を発見したと発表した。

 同チームの論文は今週号の"サイエンス"誌に掲載される。

 同チームによれば、これこそ、人間の活動(human activities)が地球温暖化の原因となっている動かぬ証拠である、という。

 この研究者たちは、地球のエネルギー収支の不均衡を証明するために、大気の最上部が太陽の光から受ける熱量と、逆に地球から大気圏外へつまり宇宙に反射される熱量の差を測定することを試みた。

 その結果、地球が吸収するエネルギーは、0.85ワット毎平方メートルだけ、宇宙へ戻すエネルギーよりも大きいことが、判明した。という。


◆専門領域なので、訳はこの辺にしておきますね。

 

 趣旨は間違っていません。それは確かなのですが、専門用語の使い方(BBCの記事だから、学者さんたちは、これでも随分かみ砕いて話しているのでしょうが)などの問題があって、理科系ではない私にはちょっと、綺麗な訳が出来ません。

 ご専門の若い方(別に若くなくても良いですけど)にお願い出来ればありがたい。

 地球温暖化が進行しているのではないか、というのは、ここ数年の世界中の異常気象や、ちょっと科学記事を気にしていると目にとまる、「世界各地の氷河の溶けるスピードが、どんどん速くなっている」等という記事を読めば、うっすらと分かります。

 但し、科学ってのは、数字で証明しなくてはいけないから、大変だね。



 素人が目で見てすぐに分かるように、こういうところはBBCのサイトは良くできているのです。英語が読めなくても、次の6枚の写真をご覧になれば分かるでしょう。

これは、かつて南米大陸で最大だったアルゼンチンの氷河これはスイスです。一目で明らかノース・カロライナ大西洋岸のハタラス岬これは、海水面の上昇により、水没してしまうのではないかと云われている、ツバルオレゴン州のフッド山。同じ季節に撮った写真ですよ最後は、「ホワイトスプルース、カナダトウヒ。トウヒというのは松科の常緑樹だそうですが温暖化で昆虫が異常に繁殖して、葉を食い荒らしてしまった、という画像です。


◆京都議定書なんて、甘過ぎる。

 

 京都議定書で決まったことは、この条約(議定書も条約も同じですわ。たまたま、議定書(protocol)という言葉が使われただけ)を承認して批准した国は、2008年~2012年の間にCO2(二酸化炭素)の排出量を、1990年当時の排出量の96%のレベルまで減らす。ということです。

 京都議定書で誤解されやすいのは、この条約は「排出量を減らす」ことを義務づけただけであり、地球上の温室効果ガスの総量を減らすことを目標としているのではない、ということです。

 はっきり言えば、各国に科せられた目標は、温暖化防止の観点から見れば相当甘い、つまり効果が低いものなのです。



 有る学者によれば、今現在の大気中のCO2濃度を維持するためには、直ちに、全世界がCO2排出量を7割ぐらいカットしなければならないとのこと。7割、70%ですよ。

 京都議定書が2008年から2012年で減らせといっているのは、たったの4%。

 だから、国連環境計画が地球環境概況2000で述べているとおり、地球温暖化を防ぐのは、「恐らく既に手遅れ」なのです。

 温室効果ガスは、先進国が化石燃料を燃やして電気を大量に消費するからです。

 従って、よほどの覚悟が無いと、確かに温暖化防止は無理ですね。

 暖房は火鉢とコタツ。冷房は使わない。車にも乗らない。照明はロウソク、テレビは見ない。パソコンも使わない。電車も全部廃線。会社までは自転車か徒歩。

 冗談ではなく、それぐらいのつもりにならないと、地球温暖化を防ぐのは無理。ということなのです。絶望的ですが、それが、現実です。


by j6ngt | 2005-04-30 01:33 | 地球温暖化

「今度は、中国が謝罪する番だ」(ウォールストリートジャーナル 4月25日付 社説)

◆コメント:中国に「謝れ」、と云ったのは、このWSJが初めてです。

 

 先日来、私は繰り返し、「海外のインテリはちゃんと分かっている」のである、と書いた。

 中国が歴史的事実を歪曲し、独裁政治を行い、日本のことを責められたものではない、ということは、ワシントンポストもイギリスのタイムズも、フィナンシャルタイムズも、皆、分かっている。

 しかし、今日翻訳した社説は今までで、一番強烈だ。

ウォールストリートジャーナルは、いわばアメリカの日経だが、ここまで親日的なコラムはあまり読んだ覚えがない。

 「日本は、心から謝った。中国は、いつまでも過去の出来事を政治的目的に利用しようとしている」、とその狡猾さを見抜いている。

 また、私が4月17日の日記に書いたのと同じように、「外交関係に関するウィーン条約」に言及し、中国はこれに違反している。日本に対して謝罪するべきだと述べている。

ウィーン条約にまで触れた論説は初めてだ。

というわけで、客観的に見て、正しい主張がなされている。大変、小気味良い。


◆【翻訳】「中国が謝罪する番だ(4月25日、ウォールストリートジャーナル社説)」

 日本が戦時中の蛮行に関して、(中国に)謝罪を拒み続けている、という「伝説」は、いい加減終わりにするべきである。

4月22日、小泉純一郎内閣総理大臣が、アジア=アフリカ会議で行った謝罪は、特筆に値するほど、心のこもったものであった。



 「日本は、アジア諸国に対する植民地支配と侵攻により、各国国民、とりわけアジア諸国の一般市民に、甚大なる損害と苦痛をもたらしました」と彼は、ジャカルタのアジア=アフリカ会議において、各国の指導者たちに向かって云った。「日本は、この歴史的事実を、人道主義的観点に基づき、真正面から受け止め、深く反省するものであります。」



 このような、深い自責の念の表明は、特段新しいものではない。ここ数週間、中国の大都市で反日デモを行っている連中は、日本は謝罪したことが無い、と不満をあらわにしているが、それは、間違いで、日本の歴代の指導者は過去において、幾度も彼らの祖先の行為に関して謝罪している。

 小泉首相が22日に行った演説の中でも、「心からの自責の念」という表現は、10年前、村山首相が行ったスピーチから取ってきたものである。



 小泉首相は、国際会議の場において、よく知られた表現を繰り返すことにより、最近の反日デモの所為で、戦後の日本の指導者が、半世紀以上も前の出来事を償う為に、如何に多くのことをしてきたかを忘れてしまっている人々に、それを思い出させる役割を果たした。

 シンガポール政府が、小泉スピーチの前の週には、日本の文部科学省が、南京大虐殺を軽く扱った歴史教科書を認可したことに対して、懸念を表明していたが、22日の小泉スピーチに関しては迅速に、これを歓迎する、との声明を発表したのも、十分頷ける。



 これと対照的に、中国は日本の総理大臣の謝罪を受け入れようとしなかった。

 これは、最近の中国における反日デモは、日本が歴史教科書を本当に書き換えたら、却って困ると考える中国政府によって、扇情されたものではないか、という長年の疑念を裏付けることになった。 胡錦濤国家主席は、小泉首相との二者会談で、小泉首相の謝罪を一応は受け入れるが、自責の念を本当に感じるならば、行動が伴わなければならない、と、非常に尊大な態度で告げた。



 これは、おかしい。胡錦濤氏の言葉は、日本が「既に行動した」ことを無視するものだ。

 一例をとるならば、日本から中国に対しての低金利の政府開発援助がある。これは実質的には、日本の非公式の戦後賠償であると見なされている。

 中国の、めざましい経済発展は、過去25年間にわたり、日本が何と290億ドル(3兆円)もの援助を行ったからこそ実現できた。中国は、日本からの政府開発援助を世界で2番目に多く受け取っている国なのである。

 また、胡錦濤氏は、22日、小泉首相の謝罪と同じ日に、日本の国会議員80名が、戦犯が合祀されている靖国神社に参拝したことに憤りを表していたが、胡主席は、今年参拝した国会議員の数は昨年の同時期に比べて大幅に減っていることを知っていて、わざと言及しなかった。



 要約するならば、日本は、最近の日中関係悪化を改善するために、多くの努力を実行しているが、これに対して、北京政府は全く非協力的であり、両国関係を更に悪化させるべく行動しているように見える。

 これは、中国共産党の指導者達が、歴史上の出来事に対する不満を、まだまだ、彼らの政治的目的の為に使おうと考えていることの、何よりの証左である。例えば、胡錦濤主席は土曜日の小泉首相との会談で、台湾問題を持ち出したが、これは十分予想されたことであった。胡主席は、日中関係の緊張を緩和するためには、日本が台湾問題を「正しく」扱うことが不可欠の条件だ、といってのけた。



 つまり、最近、中国が勝手に制定した「反国家分裂法」(3月14日、全人代で採択)に対する国際社会の風当たりは強いのだが、中国政府は日本に対して、米国側に立つなと牽制することにより、国際社会での失地回復をねらっているのである。中国の究極の目標は、台湾問題の平和的解決ではなかったのか?



 そしてまた、中国政府はここ数週間の反日デモで、自国民の暴徒達が日本大使館や領事館にものを投げつけるという過ちを犯したことに関して、露ほどの反省の色も見せない。

 外交関係に関するウィーン条約は、外交使節団の接受国は、在外公館を特別の注意をもって保護しなければならない、と定めているが、中国政府は明らかにこの条約に違反している。

 小泉首相は半世紀以上も前の出来事に対して、率直に謝罪した。

 次は、中国がほんの数週間前の「歴史的事実」に関して、日本に謝罪をする番だ。


by j6ngt | 2005-04-29 09:40

「尼崎事故、特異な「転覆脱線」か」 今、客観的に言えることは、「原因はまだ不明」ということだ。

◆尼崎事故、特異な「転覆脱線」か…死者106人に

兵庫県尼崎市のJR福知山線で25日朝、快速電車が脱線した事故で、県警と尼崎市消防局などは28日、先頭車両から高見隆二郎運転士(23)の遺体を含む計9遺体を収容した。今回の事故で確認された死者は計106人になった。

 鉄道事故で100人以上の犠牲者が出たのは1963年に起きた横須賀線(横浜市)の鶴見事故以来で、戦後6件目。

 一方、今回の事故は、カーブ内側にあたる右側の車輪が浮き上がり、そのまま先頭車両が軌道から逸脱して左側に倒れ込んだ「転覆脱線」だった可能性が高いことが28日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べでわかった。

 過去にも国内で転覆脱線は起きているが、今回のように速度超過や急ブレーキが原因になったとみられる転覆脱線は極めて特異なケースで、事故調ではメカニズムの解明を急ぐ。

 過去の脱線は、運転ミスや踏切事故などを除くと、車輪とレールの間の摩擦がなんらかの原因で高まり、車輪がレールに接触しながら乗り越える「乗り上がり脱線」、または「せり上がり脱線」と呼ばれるケースが多い。2000年3月の営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の事故も乗り上がり脱線だったとされている。これら乗り上がり脱線では、左右のレールや、レール間の枕木に、車輪が乗り越えていった傷や痕跡が明確に残るのが特徴だ。

 ところが今回の事故現場を事故調が調べた結果、〈1〉右側の車輪がレールに残した傷跡が見当たらない〈2〉レール間の枕木やバラスト(敷石)上を右側車輪が走った痕跡がない〈3〉左側レールの頂部にも乗り上がり脱線特有の傷がない――ことが判明した。

 過去の転覆脱線としては、1978年2月、営団東西線が荒川鉄橋上で竜巻を受け車両2両が転覆した事故のほか、2003年7月に長崎県諫早市でJR特急かもめが落石に衝突して転覆、乗客ら37人が重軽傷を負った事故などがある。しかしこれらはいずれも、強風や落石など外的要因によるものだった。

 これに対して福知山線事故は、速度超過と急ブレーキという、運転ミスが引き金になったと見られており、事故調は「従来とは全く異なるケース」と認定。救助作業終了を待って、事故現場のレールや車両を詳しく検証する方針だ。(読売新聞) - 4月28日16時44分更新


◆コメント:はっきりしているのは、「事故の真相はまだわからない」ということだ。

  

 一切の主観を排除して、一連の状況を見た場合、現時点でいえることは、

 「福知山線の脱線事故によって、104名の犠牲者が出た。しかし、事故の真相、事故発生のメカニズムは解明されていない。」ということだ。


◆マスコミは情緒的な報道を先行させるが、それは、正しくない。

 

 事故で亡くなられた方々は、何も悪いことをしていないのに、無念にも突如、その命を奪われた。

 そのことは、「お気の毒」とか月並みな言葉では到底表現できぬ。

 しかし、現時点では、事故の原因が不明なのである。何でもかんでもJRを怒鳴りつけて良いという訳ではないのだ。

 誤解のないように書いておくが、私は「JRに責任がない」と言いたいのではない。「まだ、真実は分からないのだ」ということを強調したいのである。



 マスコミは「JR西日本が運転手に過剰なノルマを課しており、運行ダイヤから少しでも遅れると、運転士は厳しい譴責処分を受ける。今回も直前の駅で40メートルをオーバーランをしてしまったが故に、高見隆二郎運転士は、その遅れを挽回しようとして、カーブにオーバースピーとで突入し、その結果脱線した」、という「シナリオ」を作っているが、それは、状況からの「推測」でしかない。

 本当にこの車両は、このカーブを当時の速度で走ったら、脱線するような物理的条件が揃っていたのかは、分からない。

 真実が分からない時点で、「気の毒な被害者とその遺族」「過酷な運行を運転士に要求していたJR西日本の経営責任」という図式を、すでに決定事項の如く扱うのは、ジャーナリストとして、正しい態度ではない。


◆繰り返す。今、言えることはただ一つ。

 

「事故の真相は不明である」ということだ。


by j6ngt | 2005-04-27 09:36

「鉄道事故」は無論悲惨だが、航空業界も心配だ。正確な日本人の仕事はどうした。

◆「運転士」

 

 読んだ人、覚えている人は少ないかも知れないが、平成4年上半期の芥川賞の受賞作品は藤原智美氏の「運転士」という小説だった。

 主人公は地下鉄の運転士である。半ば、運転士の現実を描き、その中に幻想的な場面を組み込んだ独特の作風である。

 ストーリーはあらかた忘れてしまったのだが、一つ非常に印象に残っていたのは、主人公の「運転士」が毎日、理想的な停止(駅に停止すること)を求めてブレーキングの感触を懸命に探ることである。

 彼にとって理想的なのは、「いつ止まったのか、乗客が気がつかないような停止」である。つまり、如何にして乗客に負の加速度を感じさせないようにするか、ということをひたすら追求するのであった。

 それは、小説という架空の出来事の上でも、思わず感動してしまうほどの、「自分の仕事を極める」人間の姿であった。

 当時、芥川賞の選考委員の一人であった、故・吉行淳之介氏が、選評の中で「彼(運転士)はこの仕事が好きなのだ」と非常に確信して書いていたのが、また、印象的であった。

 話が本論から逸れるが、これは、小説家が作り出した架空の人間が生命感、実在感がある証拠で、優れた作品の条件の一つといえよう。


◆こういう、「道」の追求が段々おろそかになりつつあるのかも知れない。

 

 日本人は、茶道や華道、書道。剣道、柔道、と何でも「道」にするのが好きである。

 こういうコンテクストで使われる「道」に相当する欧米語は存在しない。だから、柔道はそのまま「Judo」なのである。

 「道」は堅苦しさは否定できないが、何かを極める、という日本人の精緻な精神活動の表れであった。

 いかなる職業でも、それに従事する人々の中に、それなりの「道」を極めようとする人がいた。先に書いた「運転士」も同様である。



 それが、最近の日本人には欠けて来たのではないかと思う。

 至る所で、以前ならば考えられないような、ケアレスミスが多い。要するに「たるんでいる」という印象をぬぐい去ることが出来ない。


◆特に航空機が危ない気がする。

 

 何しろ、特にここ数ヶ月、日本航空を初めとして、幸い大事故にならないで済んでいるものの、小事故が異常に多い。

 次のとおりである。


  • 新千歳空港で1月、管制官の許可が出る前に日航機が離陸滑走を始め、管制官の指示で停止し離陸をやり直すトラブルがあったことが3月1日、分かった。日航はこのトラブルを国土交通省に約1カ月報告せず、同省は日航に厳重注意した。
  • 3月2日午後7時ごろ、青森空港で、札幌行きの日航2808便MD81(乗客乗員46人)が誘導路を走行中、除雪した雪だまりに右翼先端をぶつけライトを破損した。乗客らにけがはなかったが、同機は欠航した。
  • 3月3日 羽田空港で3月3日に、女満別から到着した日航1184便エアバスA300(乗客乗員150人)が、管制官から指示された誘導路を通り過ぎるトラブルがあったことが4日、分かった。 日航は「管制指示違反に当たる可能性がある」として国土交通省に報告したが、同省は「報告義務が生じる状況ではなかった」としている。
  • 3月11日 韓国・ソウル近郊の仁川空港で3月11日、日航機が管制官の意図に反して滑走路に入り、この滑走路に向け降下中だった韓国機を管制官が回避させていたことが12日、分かった。日航が同日、国土交通省に報告した。
  • 3月16日 羽田発札幌行きの日航機が16日、緊急時に作動する脱出用スライドのスイッチの切り替えをせずに運航していたことが17日、分かった。客室乗務員の確認ミスとみられ、日航は国土交通省に報告した。
  • 3月22日午前9時すぎ、広島発羽田行き日航1600便エアバス300-600(乗客乗員136人)の機長から「操縦室内で煙のにおいがする」と羽田の管制塔に連絡があった。 同機は午前9時半、羽田空港に緊急着陸したが、機体に異常はなく、けが人もいなかった。日航などがにおいの原因などを調べている。 羽田空港には緊急着陸に備え、消防車が待機した。
  • 3月22日 福島空港でJAL機尻もち 滑走路灯破損
  • 3月22日午後8時40分ごろ、オーストラリアのブリスベーン発成田行き日航762便のジャンボ機が、成田空港に到着後の機体点検でエンジン付近のパネルの一部が脱落していることが分かった。
  • 3月27日午前8時すぎ、ジャカルタから成田空港に到着した日航726便ボーイング777の左翼からゴム製部品が脱落しているのを整備士が発見した。空港は2本の滑走路のうち1本を午前8時16分から7分間閉鎖して調べたが、部品は見つからなかった。発着便に影響はなかった。
  • 3月30日午前1時15分ごろ羽田空港で、けん引車で誘導路を移動中の日航ジャンボ機の左翼が、空港外周のフェンス監視用カメラの支柱に接触し損傷した。ジャンボ機には誰も乗っておらず、けん引車の作業員2人にもけがはなかった。
  • 4月5日 日航機の部品の一部が欠損 全日空機も部品脱落
  • 4月7日 高松空港に7日夜到着した羽田発の日航1411便エアバスA300で、エンジン付属部品のボルト1本が脱落しているのを整備士が発見した。羽田、高松両空港で8日朝、滑走路を点検したが見つからなかった。
  • 4月12日 日航は12日、社内規定で資格を満たしていない副操縦士が、計3便で離着陸をしたことを明らかにした。 日航によると、6カ月以上の経験がない副操縦士は、教官資格がない機長と乗務した場合、離着陸時に操縦することが禁じられている。この副操縦士は発令後5カ月余りで資格外だった。
  • 4月14日 成田空港に14日午後、到着したホノルル発の日航73便ジャンボ機の翼にある部品の一部が欠けていたことが、到着後の機体点検で分かった。
  • 4月17日 17日午後6時ごろ、成田発香港行き日航735便DC10(乗客乗員約200人)が離陸のため誘導路を移動中、操縦装置などを動かす油圧系統の一つが異常を示した。 同機は駐機場に引き返し、点検のため滑走路が約8分間閉鎖された。乗客は代替機に乗り換えて、約3時間遅れで出発した。
  • 4月22日 全日空便が無許可滑走 機長、管制指示を「失念」 小松空港


◆あまりにも多くありませんか?

 

航空専門家ではないから、各々のケースの重大性がどれぐらいのものであるか、判断しかねるが、航空管制官の許可を待たずに離陸してしまった、などというのは、明らかに重大事であるし、部品の脱落にしても、航行の安全に支障を来さない程度のものであったから、無事に着陸できたのだろうが、同様の出来事が機体の離着陸・飛行に致命的な危険を及ぼす部品に及ばないという保証はない。いずれにせよ、整備不良を疑わざるを得ない。

 要するに、管制官も、パイロットも、整備士も、運転士も、道を極めるというと厳しけれども要するにかつての日本人よりたるんできているのだとしたら、問題だ。

 何故そういうことが起きるのかは、大がかりな調査が必要であるが、私が極めて簡単な仮説を立てるとすれば、「寝不足」である。

 日本人の睡眠時間が10年前、20年前に比べて短くなっているのは色々な調査で明らかである。テレビは1週間24時間放送している。

 朝のニュースは4時台に始まる。昔は、NHKの一番早いニュースは6時から20分間。その後は7時まで「明るい農村」という番組を全国ネットで放送していたのである。

 そして、何と言っても寝不足の最大の元凶はインターネットだろう。ネットは夜が盛況で、寝不足のまま働いている人が多いことが容易に伺える。

 と、調子に乗って書いてみたが、日航の不祥事が今年になって急に増えたのは、単に隠しきれなくなったのか、それとも本当に今年になってからの特殊要因があったのか、分からぬ。

 1985年8月12日の123便以来、日本の飛行機は、20年間墜落していない。それだけに、恐ろしい。


by j6ngt | 2005-04-27 01:41

「中国は自国の歴史を忘れているのか?」米国人による BBCサイトへの書き込み

◆日中関係の記事を継続的に読んでいると、疲れますねえ。

 

 全く、中国人というのはどこまでしつこいのか?

「謝っただけでは不十分だ。行動が伴わなければ」、と胡錦濤にいわれて、小泉首相は「3兆円援助したのを忘れましたか?」とどうして言わなかったのか?

 今になって次第に腹が立ってきた。

 この問題のおかげで、私は折角落ち着いていた血圧が上がってきた。脳内出血で死ぬかも知れないが、まあ、それもよかろう。



 中国人が一番好きなものは金である。

日本人もカネが嫌いな人はいないかも知れないが、中国人はケタはずれである。カネの為なら何でもする。皆さんご存じのとおり、人も殺す。

 地球上で最も北極と南極に近いところにある「店」はいずれも中華料理屋だという。それほど、金儲けに熱心で、世界中に散らばっている、という意味だ。

彼らにとっては、物理的祖国などどうでも良いのであり、カネが儲かるなら、世界のどこへでも行く。自分の行くところが中国なのである。



 私は、イギリスに赴任する前、「イギリスでは、どんな田舎でも中華料理屋がある」という話を本で読み、それは大げさだろうと思っていたが、本当だった。

 イギリスだけではない。ヨーロッパのいずれの国に行っても必ず中華料理屋があり、日本人と見ると価格を高めに設定した別メニューを見せる。

 仮定上の話だが、中国と日本の歴史的立場がもしも、逆だったとしても、中国は3兆円の資金援助など、絶対にしなかったであろう、と私は断言できる。

 彼らは、日本人が償いとして、それぐらいの援助をするのは当然だという顔をしているが、本心では、「日本人は(こんなに気前よくカネをだすとは)気は確かか?」と思ったに違いない。

 同時に、「これは、良い金ヅルが出来た」とほくそ笑んでいることは、ほぼ間違いない。

 そして、謝れといえば、天皇陛下や内閣総理大臣が、世界中が見ている前で、自分たちに謝る。これは彼らの自尊心を快くくすぐる。

 そういう連中なのだ。



 もう、いい加減、良いでしょう。

 22日のアジア・アフリカ会議で、日本人は世界中が見守る仲で謝罪したのである。

 それは、単なる外交儀礼だ、ということを言う中国人がいるが、外交なんて、そもそもそういう偽善的形式を伴うものである。

 国際社会のまっただ中で日本が謝った以上、中国は、「行動で表して欲しい」という以前に、「小泉純一郎内閣総理大臣の誠実な言葉を真摯に受け止めた」というべきなのだ。 それは、一種の決まり事なのである。中国はそれすらも無視した。韓国もだ。



 私はそれが許せない。

 今日の引用元は、BBCの一般人の投書である。

 BBC NEWS | Have Your Say | China Japan meeting: Your views

http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/4436425.stm


◆BBC投書欄より、抜粋。

・中国人は自国の過去の歴史のみならず、現在自分たちが行っていることも、良く分かっていないようだ。

 中国はチベットに違法に侵攻し、残虐な行為を行っている事実を意識的に隠蔽している。

 デバ(性別不明) アメリカ



・小泉首相は過去について正しい認識を示した。

 世界は中国からも同様の率直な声を聴きたがっている。中国共産党のタカ派が、反日デモを扇動し、その結果を見てほくそ笑んでいることは、間違いが無い。

 ライル・ニーセンホルツ 東京



・日本は戦時中に過ちを犯したが、中国は、戦後、それ以上の過ちを犯しており、今後もそれは続くだろう。

 中国は過去を忘れることは出来なくても、許すべきだ。

 過去にこだわって生きるよりも、未来を見据えて、アジアを可能な限り発展させることに、日本と協力して注力すべきだ。

 ウォン、シドニー



・少なくとも、日本からは、戦時中の行為についてある程度の情報をインターネットを通じて得ることが可能だが、中国のサイトから、天安門事件について、情報を入手することは出来ない。中国人は事実を歪曲し、偽善と知りつつも政治的プロパガンダを平気で行う国なのだということが分かる。

 トム、英国


by j6ngt | 2005-04-26 01:28

「日本は謝罪した(Financial Times社説)」世界は分かっているのですよ。

◆コメント:中国と韓国は国際世論を無視できなくなるだろう。

 

 昨日、小泉首相が謝ったのは、確かにそれだけを見ると、癪に障るが、もう少し戦略的に考えると、非常に日本に都合の良い結果をもたらす可能性がある。

 あの「謝罪」は文字通り、世界中にニュースとして駆けめぐった。

 私は、世界中の新聞やテレビのWebサイトを見て回ったが、全て、日本が"apologize”(謝罪した)という言葉を含んでいた。



 中国は、「お詫び」と「謝罪」は違う、とか、韓国の外相は「あれを謝罪とは認めない」と言っているが、それは、奴らは、認めてしまったら、もう、文句が言えなくなるからで、実際は焦っているはずだ。



 これだけ大きい国際会議で、世界中が注目している場において、18回目(FTによれば、22回目)の謝罪を行い、そして、国際社会は、今述べたとおり、「日本は、謝罪した」という認識を共有した訳である。



 いくら中国と韓国が、否定しても、世界中が、日本が謝罪したことの「証人」になってくれた、という意味は大きい。下に訳した英国のFinancial Timesの社説も私と同意見である。

 FTは2週間前には、日本はきちんと謝罪すべきだといっていたのである。

 そのFTすら、今度という今度は、日本が公式に国際社会のど真ん中で謝ったことは、認めざるを得ないのである。



 首相が謝ったその日に靖国神社に参拝した国会議員はドジというか、バカというか、もう少し狡くなれといいたいが、海外は、単なる議員の行動はさほど関心が無く、何と言っても日本の「指導者」の発言に注目しているから、あまり気にしなくて良い。

 毎日、英語を訳していて、我ながらヘタクソだと思うが、今日は、フィナンシャルタイムズ紙が日本を擁護する社説を御紹介する。

 なお、引用元は、

 FT.com / Comment & analysis / Editorial comment - Japan says sorry

 http://news.ft.com/cms/s/be50f078-b394-11d9-ad2b-00000e2511c8.html

 である。


◆日本は謝罪した(Financial Times紙(英)社説)

 小泉純一郎内閣総理大臣は、中国のはったりを見破っていた。

公の国際会議の席で、1930年代から40年代に、旧帝国陸軍がアジアの諸地域において、甚大な危害を加えてことに対して、深い自責の念を感ずるといい、過去数週間の反日デモに関して謝罪を要求していた、当の中国に対して逆に、謝罪した。

確かに、小泉首相がアジア・アフリカサミットで口にした言葉は、10年前と殆ど同じ内容だった。

しかし、既に日本は少なくとも21回も、こうした謝罪を重ねているのである。

日本では、中国が60年前の戦争をあまりにも執拗に持ち出すことについて、いい加減にしろ、という憤慨が国民の間に蔓延していることを考慮に入れれば、小泉首相が、国際会議の席で再び謝罪したという事実は、軽視されるべきではない。

中国共産党の指導者達は、いい加減、この日本の謝罪を受け入れる寛容さを示すべきだ。そうしなければ、中国はけちな田舎者と見なされるであろう。

小泉首相の、この予期せぬ突然の謝罪以前にも、日中の外交筋では、急速に悪化した両国関係を何とか修復しようとする懸命な努力が続けられていた。両国の経済は互いに大きく依存する関係にある。

中国政府は、日本の常任理事国入りに反対する大衆のデモを抑制しようとする動きを見せ始めた。東京はこの間、挑発的な声明を出さないように、慎重に注意を払っている。

確かに、面倒な解決すべき問題はまだ残っている。

日本は、中国政府が(日本が歴史を歪曲しているというくせに)、自国の子供たちには、誤った情報を教えている(日本人の戦争中の「蛮行」にばかり触れ、戦後は平和憲法の下、全く武力を行使していないことや、中国に対して巨額の経済援助を行ってきたことには全く触れていない)ことに憤慨しているが、これは、当然な怒りと言えよう。

中国は、日本の国会議員が靖国神社の参拝を止めないことに、こだわっている。

日本がアメリカとの同盟を重視して、再軍備を続けることは止められないであろうし、中国は急速な経済的発展を通じて国家としての自尊心を高めており、今後、数年のうちにより一層、自己主張の強い、強引な国になっているであろう。

しかし、少なくとも、今回の小泉首相の率直な謝罪は、外国の大使館、領事館に石を投げ、破壊するよりことよりも、遙かにましなコミュニケーションの手段が存在することを、雄弁に物語っていた。


by j6ngt | 2005-04-26 01:25

 「(中国の)平和的な発展」だって?(ワシントンポスト社説)

◆中国の態度を、またもやワシントンポストが強い調子で非難している。

 

 昨日、アジアアフリカ会議で、小泉首相が謝罪したのに、中国は「言葉だけでは不十分だ」と述べ、予想したこととはいえ、要するに何度謝っても、イチャモンを付けてくる。

 日本が戦時中に殺戮を行ったのが、事実であったとしても、何度も述べているように、古今東西、戦争に参加した全ての国は、多かれ少なかれ、国家公認で他国人を殺害しているのであり、その非倫理性は、戦勝国であろうが、敗戦国であろうが、完全に同一である。

 そう考えて腹立たしい思いでいたら、またもやワシントンポスト紙の社説が(日本人にとっては)小気味良い調子で、中国を批判しているので、御紹介したい。

 なお、念のため申し添えるが、アメリカのジャーナリストが述べていることは正しいけれども、私は、今週、ワシントンポストが日本を擁護してくれたからといって、従来の自分の思想を変更する訳ではない。

 つまり、安易な憲法改正(9条改正)や、日本に集団的自衛権の行使を認めることには、今でも反対である。

 なお、今回の記事の引用元は、

 A 'Peaceful Rise'?

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A10699-2005Apr22.html

である。


◆「平和的発展と(中国は)云っていなかったか?」(4月22日付、ワシントン・ポスト紙社説)

 

 かつて中国が、「平和的な発展」を通じて世界大国としての地位を目指す、と約束したとき、フー・チンタオ(胡錦濤)主席の口から出たその言葉は、頼もしく聞こえたものだ。

 だが、ここ数年間の中国の実態を見るにつけ、「平和的発展」はますます空しく響くようになりつつある。胡錦濤氏が云うところの「平和的」な政策のもとで、中国本土政府は香港の民主主義を乱暴に抑圧し、イランやスーダンのような無法者と手を組もうとしており、国防予算は毎年2ケタ台で増加している。

 また、台湾が中国の要求(JIRO注:中国は、台湾は中国に併合されるべきだと考えている)に従わないときには、宣戦布告することを認める法案を採決した。 そして、現在は、大衆の感情的なナショナリズムを、日本を脅迫する野蛮な手段として用いている。

 これらは全て、国際社会の安定をもたらすこととは正反対の行為である。胡錦濤氏の政策は周辺地域を対立する二極に分裂させ、アメリカや世界の他の国々にそのどちらかの側に立つか選択を迫る、という危険な状態をもたらしているのだ。

 世界中の誰一人としてこのような状態を望んでいないが、もしも、選択を迫られることになったとしても、決断は、容易に下されるだろう。

 日本の民主主義政権は、台湾も同様だが、近隣諸国に対して何ら脅威をもたらしていないし、特に日本は、近年とみにアジアと世界の安全保障に貢献している。

 日本の右翼は今でも1930年代から40年代にかけての対外侵略を軽視しようとするが、日本政府は何度も繰り返し近隣諸国に対して、60~70年も昔の罪に関して謝罪している。

 昨日(4月22日 金曜日)、小泉純一郎内閣総理大臣は、中国政府との緊張を和らげ、フー・チンタオ(胡錦濤)主席との会談への道を拓くために、今一度、謝罪を繰り返したほどである。



 中国側は、この日本の宥和的な申し出に対して、しぶしぶ応じてやる、というジェスチャーを示しているけれども、1972年の日中国交正常化以来最悪と云われている現在の日中関係をもたらした殆ど全ての責任は中国にある。

 日本の歴史教科書問題に関して、過剰な反発を示し、デモに参加した中国市民が、北京、上海などにある日本の在外公館や北京の日本料理店を襲撃することを黙認したどころか、むしろ扇動したのは、胡錦濤政権なのである。

 中国の一般大衆が反日感情を持っていることは確かだが、胡錦濤政権は、その民衆の破壊的なエネルギーを、あおり立て、自分たちの政治目的に利用する、という非常に危険、かつ無責任な決断を下したことになる。



 彼らの政治的目的のひとつは、日本の、国連安保理の常任理事会への加入という、至極もっともな要求を阻止することであり、今ひとつは、ナショナリズムを高揚させることによって、既に長すぎる中国共産党による一党支配体制を維持することである。

 だが、中国政府は、反日デモが突如その矛先を自分たちに向ける可能性を恐れて、ようやく、騒動を鎮圧しようとする努力を開始した。

 中国政府の公式声明は、「無許可の」対日抗議行動は止めよ、と告げている。



 いずれにせよ、中国の指導者たちが、今回の経験から、乱暴で粗野な「香港、台湾、日本叩き」によって彼らの支配力を強化しようとしても無駄であること、ましてや「平和的発展」からは最も縁遠い方法である、ということを学んだかどうか、甚だ、怪しい。

 現在の中国政府の態度は、むしろ、他のアジア諸国と、最終的にはアメリカとの団結力を高め、中国の好戦的な態度を抑止しようとする動きを起こさせる原因になりかねない。

 それは、アメリカ合衆国にとっても、中国にとっても、他のアジア諸国にとっても、国際的な安全保障にとっても望ましいことではない。

 この最悪の事態を防ぐことが出来るか否かは、胡錦濤主席が、今回の一連の政治的判断の誤りを認識できるかどうか、にかかっている。


by j6ngt | 2005-04-23 22:43

「小泉首相の演説、多くの中国人はおわび表明だけでは十分ではないとの見方」いい加減にしろよ

◆「小泉首相の演説、多くの中国人はおわび表明だけは十分ではないとの見方」

 [北京 22日 ロイター] 小泉首相が22日、ジャカルタで開催されたアジア・アフリカ会議での演説で、戦時中の日本の行為についておわびの気持ちを表明したことが、日中首脳会談実現の可能性を高めたとみられているが、多くの中国人は首相のおわびは十分でないと感じている。

日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りに反対するため、インターネット上で嘆願書を集めているグループの反日運動家は、「ことばでわびただけだ。十分とは言いがたい」とし、日本は文書で謝罪する必要があり、憲法に過去の戦争のことについてふれるべきだ、としている。

また、インターネットサイトSina.comには1000以上の意見が寄せられ、「行動は決定的なもので、ひとつは、戦犯者に対する参拝で、もう1つは歴史教科書の問題だ。日本は(このことに)何かしなければならず、さもなければ首相のおわびは誠意がないものだ」と指摘している。(ロイター) - 4月22日20時34分更新


◆コメント:いい加減にしなさい。

 

歴史問題について謝罪しろと言ったのは、中国だろう。だから、謝罪しただろう。

 そうしたら、今度は「お詫びだけでは不十分」だといいやがる。

 これでは、ゆすりたかりである。



 元やくざの安倍穣二氏が書いていたが、ヤクザは女の子を騙して連れ込み輪姦し、その一部始終を写真に撮り、親のところにやってくる。

そして写真をばらまかれたくなかったら、100万円(仮に)よこせ、と脅す。

 100万円支払ったら、ネガを返してくれるかと思うと、絶対にそうはいかず、さらに200万払え、といつまで経っても、つけこんできて、骨の髄までしゃぶりつくすのだそうだ。

 人間の屑である。

 私は、中国を見ていると、このヤクザの話を思い出す。

 今回で、公式に謝罪したのは18回目である。資金は3兆円も援助した。

 まだ、ダメなのだそうだ。


◆コメント;教科書を書き換えろと言われても、歴史的事実が曖昧なのだから、書きようがない。

 

 南京大虐殺の被害者の正確な数も分からない。

 中国はこの前まで30万人と言っていたが、今日はいつの間にか35万人だという。どうなっているのだ?つまり、真実は誰も証明できない、ということだ。



 真実かどうかわからないことを、安易に教科書に書きます、と約束できるわけがないだろう。

 そもそも、学校で教科書を使わなくても、これだけ世間で騒げば、よほどのバカでない限り、中学生も高校生も、日本軍が戦時中に中国人を殺し、いまだに恨まれているのだということは、十二分に分かることだ。



 小泉首相のアジア・アフリカ会議での謝罪は異例中の異例である。

 私は、日本がこういう形で謝罪するならば、アメリカは日本や、かつて奴隷として黒人を連れてきた全てのアフリカ諸国に謝罪するべきだと思う。

 スペインは南米諸国に謝罪するべきだし、ロシアはチェチェンやウクライナやバルト諸国に謝罪するべきだし、

 ローマ帝国だったイタリアは、イギリスを始めとする全てのヨーロッパやイスラム諸国に謝罪するべきであるし、韓国はベトナムに謝罪するべきだ。

 中国はチベット、ベトナム、インドに謝罪するどころか、ただの1行も教科書に載せていないではないか。

 そして、中国は今日もまた、「歴史」を歪曲した。

 今日付の「人民日報」の記事をエキサイト翻訳を用いて日本語にしてみた。

 機械翻訳なので、どうしても変な日本語になるが、意味はお分かりになるだろう。人民日報のデタラメ記事である。


◆記事:「欧米の世論は日本を批判する」

人民ネットのマカオの4月19日のニュース 海外の中国語のメディアの報道によると、近い何日(か)は来て、ヨーロッパ国家と米国のいくつか主流のメディアは始まって次から次へと文章を書いて、日本の強硬な外交政策を厳しく非難して、およびそれの歴史問題の上で責任を負わない態度。日本の“争常”は、歴史の教科書などの問題を改正するため、周辺の国家の強烈な抗議を誘発して、急にその正体は西方の公衆の前で暴露する。



 欧米のメディアが、日本ではなくて、中国に批判的であることは、私のここ数日の日記を読んで頂ければ、お分かりになると思う。

 中国は、数日前のことであるが、これこそ明確に、「歴史的事実を歪曲し」ていることが明らかだ。


◆CNNも中国の歴史教科書のウソを指摘している。

 CNNも4月17日付で「中国の教科書に書かれていないこと」という記事をWebサイトに載せている。

引用元は、

 "What Chinese textbooks don't say"

 http://edition.cnn.com/2005/WORLD/asiapcf/04/13/china.japan.ap/index.html

 である。

◆「中国が教科書で触れていないこと。」(要旨)

 中国は、日本が新しい歴史の教科書で「従軍慰安婦」問題などに触れていない、と批判しているが、中国の歴史教科書には、共産主義体制の歴史に関する記述が全く無いし、近隣諸国との関係で起きた問題も完全に隠蔽しているのだ。

 専門家によれば、中国の歴史教科書は、被害者意識を強調してナショナリズムを高めることと、1949年に誕生した共産主義体制の栄光をたたえることが目的とされている。

 そして、その原則にそぐわない、一切の事実は排除される。

 教科書には、たびたび、国家の為に日本人を初めとする異国人と闘って戦死した英雄を賛美する記述がある。

 教科書には、「外国の侵略者と闘う、勇敢な中国人」のプロパガンダ的挿絵が随所に描かれており、その姿は、数日前に、中国の日本領事館に石を投げつけていた人々の姿にそっくりだ。

 中国の最も国際的な都市である上海ですら、8年生(中学2年)の教科書には、繰り返し日本人を侮辱する「日本人の盗賊ども」という表現が公然と用いられている。

 この教科書は、「日本人が1937年~45年の間に35万人もの中国人を死傷させた」をくどいほど繰り返し、強調している。 「日本陸軍はいたるところで、住民の家を焼き払い、人々を殺し、略奪を繰り返した」と書かれている。

 しかし、この教科書には、1962年中国とインドに国境紛争が生じて、中国の兵士がインド人の住民を攻撃したことは全く書かれていない。

 また、1979年、カンボジアのポルポト政権(中国と仲が良かった)に抵抗していたベトナム軍を、中国が攻撃したことも無視されている。

 そのほかにも、 1989年の天安門事件。 1958年~61年の毛沢東によって推進された「大躍進政策」の結果、飢饉が生じて、何と、3000万人もの人々が餓死したこと。は完全に無視されている。

 オックスフォード大学で中国問題を専攻するシン・ミン・ショー氏によれば、 「日本が歴史的事実をゆがめているとすれば、それは、過去の自国の恥を晒したくないという意識から来ているが、中国の歴史の改ざんは、共産党の利益に資するためである。つまり、歴史的事実を中国が記述しないのは、政治的計算に基づくもので、日本よりもずっとタチが悪い」ということになる。



◆コメント:広州では、ひどいことが起きている。

 今日、初めて知ったのだが、ひどいことをする、中国人がいる。

◆記事:日本人女性に嫌がらせ電話、中国・広州で相次ぐ

 【香港=関泰晴】中国広東省広州市の日本総領事館は21日、同市居住の日本人女性に対する嫌がらせ電話が相次いでいるとして、注意を呼び掛けるとともに、同省政府に対応を要請した。 反日デモの影響もあり、現地では不安を訴える声も出ている。

 嫌がらせ電話は中国人男性によるものと見られ、日本人女性の自宅や携帯電話にかかっている。

 男性数人が電話口で冷笑したり、わいせつ画像を携帯電話に送り付けたりするケースもあるという。(読売新聞) - 4月22日10時58分更新


 いかなる理由があっても、日本人個人を、しかも女性を大勢の中国人男性が嫌がらせをするとなると、品性・教養が疑われる。このままでは、 やがて、中国が世界中の軽蔑の視線を一身に浴びるときがくるだろう。


by j6ngt | 2005-04-23 11:40

「戦時の歴史を『決める』のは、常に勝者である」(BBCのサイトへの一般人の投書)

◆緒論:市井の一般人は何を言っているか。BBCの投書欄を読んでみた。

 今週の「JIROの独断的日記」は、「翻訳ウィーク」になっているが、まあ、いろいろ参考になるので、たまには良いでしょう。

 世界中の殆どの国では、英字新聞が発行されており、ウェブサイトを持っている。

これらのサイトには、読者の投稿欄(インターネットだからBBSであるが)が設置されていて、これがインターネットの興味深いところというか、当然のことながら、どこの国のサイトにも世界中から書き込める訳である。

英語のネイティブばかりではないから、随分と変てこな英語もあるが、まあ、何とか意味は分かる。

その中で、新聞ではないが、イギリスのBBCのサイトは、今回の反日デモについてどう思うか?という特設ページを設置している。

BBC NEWS | Have Your Say | China Japan tension: Your views

http://news.bbc.co.uk/2/hi/talking_point/4436425.stm

である。

正確に数えたわけではないが、やはり、最も多く書き込んでいるのは中国人であることに間違いはなさそうだ。

 彼らの言い分はほぼ同じで、要するに、「過去を反省しない日本国は、許せない」ということのようである。

だが、中国人はどうもかなり感情的になっていて、本当は中国人で、日本にも留学したことがあるような人がどのように考えているかを知りたいのだが、中国はインターネットも検閲がなされているとのことなので、うっかり親日的なことを書こうものなら、たちまち、「売国奴」として血祭りに上げられかねず、書けないのだろう。

こういうところが、先日、ワシントンポストの論説委員が、「中国では一つの歴史(観)しか許されない」と書いた所以だろう。

そこで、日本人と中国人は当事者なので、これは除いて、第3国の人々の意見、その中でも知性を感じさせるものを拾ってみた。


◆引用: "China Japan tension: Your views"より

中国はまず、自国の政府が行っていることに目を向けるべきだろう。第2次大戦は終わっているのだ。

私にとって、中国こそが基本的人権に対する脅威である。

中国政府はチベット民族は、イスラム教徒、そして、自国民自身にたいする抑圧・弾圧を辞めるべきだ。

その後に初めて日本の教科書問題に関して注文を付ける資格が生ずる。

中国政府こそ自らの汚点について、何も認めないのだから。(キム:英国、サセックス)



 歴史は、勝者によって記述される。アメリカ国民のうちどれほどの人間が、祖国がかつて、メキシコ人の領土(テキサス、カリフォルニア、ニューメキシコ)に侵略して、これを略奪したことを認めようとするだろう?

 ハワイも然り。原住民の土地を奪ったのだが、その歴史的事実すら知らないアメリカ人も多い。

勿論、日本人は彼らの虐殺行為について認識するべきだが、中国は自国の失政についてより一層自覚するべきだ。(リチャード・オーウェン、東京)



 どの国民も祖国にはある程度の愛着を持っている。

しかし、どのような起源をもつ国民も、自分たちの先祖が行ったことを深く調べれば、かならず、何らかの汚点を見いだすであろう。

戦時において、何の罪も犯さなかった、と主張できる国は殆ど存在しない。

 子孫が、先祖の過ちについて謝罪した国もあれば、しない国もある。

 このような状態はこれからも続き、数十年後、自分たちは適切な謝罪を受けていないといって、憤慨する国も出てくるだろう。

全ての国は過去の過ちを反省するべきだ。しかし、暴動を起こしても、何も解決しない。歴史を変えることは出来ないのだ。

 我々が出来るのは、歴史から学ぶことである。 (ジェス・バンフ、カナダ)


◆コメント:欧米の一般人も冷静ですね。

 

 念のため書き添えるが、BBCの投書欄には、上に引用したような冷静な意見よりも多い、中国人による、「日本人は、謝れ!」式の書き込みがある。

 それをここに載せないのは、要するに、その一言で要約される発言が殆どであって、どれも同じことを言っているに等しいからである。


◆BBCは日本を好意的に扱っているように思われる。

 

 何故、そう思うのかというと、BBCの東京特派員が、日本の一般人10人にインタビューしたページがあるのだが、皆、冷静で、ニコニコした顔で映っているのである。

 マスコミはこういうところで、どのようにも読者の印象を変えることが出来る。

仮に、怖い、怒った顔をした日本人の写真と、「中国人は出て行け!」みたいなコメントを添えれば、簡単に日本のイメージを悪化させることができる。

しかし、BBCはその正反対をやっている。次のリンク上のページをご覧頂きたい。

日本人の中国人に対する見方と題する特集は、このような、お嬢さん達の明るい笑顔で始まるのだ。

そして、日本人のコメントは、皆、冷静なものばかりなのだ。これらは英語に翻訳されているので、逆に日本語に戻してみる。



喫茶店店主のナガイさん。

「中国の人たちは、どうしてそんなに過去にこだわるのかなあ。未来に向けて前向きに考えるべきじゃないかと思うんですけど。暴動を起こした中国の人たちが、中国人全体の気持ちを反映しているかどうかもわかりませんよね」



建設作業員のチンさん

「私は中国人と問題が起きたことなんてありませんよ。でもテレビを見ると、やはり問題があるのかな、と思いますね。日本人と中国人の違いを言う人がいるけれど、私たちは一緒にやっていくべきですよ。西洋の人たちとくらべたら、お互いずっと似ているじゃないですか」



OLのジュンコさん

「日本と中国の間には歴史問題という複雑な壁がありますよね。南京大虐殺とか。中国の人がデモをするのは、構わないと思います。言論の自由が認められるべきだと思うんです。でも、暴力はいけないと思います」



学生のウダガワ君

「中国で起きた暴動は間違っていますよ。中国政府が国民を洗脳して、日本人が全て悪いことにしているのが問題だと思います。中国の歴史の教科書には、日本が中国に対して正式に謝罪したことなど書いてないから、いけないのですよ」



主婦のハラさん

「去年、上海に旅行に行ったのですけど、皆さんとても親切でしたよ。お隣の国とは仲良くしなければいけませんよね。私が子供の頃は現代史って教わらなかったので、比較的最近になって、戦争中の日本軍の行為を知って、恥ずかしいとおもいました。歴史はよく知らなければいけませんね」


◆ムキになっている、中国人と、冷静・寛容な日本人。

 

 そのような言葉は、書かれていないのだが、BBCのこのインタビューを読むと、そういうイメージを醸成しようとしている意図がはっきりと見える。

無作為に一般人から抽出した意見にしては、穏やかすぎるからである。

つまり、BBCは意図的に、落ち着いて冷静に事態を見守っている日本人、というイメージの人ばかり(全部で10人にインタビューしていて、最後の人だけは、「中国人、大嫌い」という趣旨の発言をしているが、一人ぐらいそういう人が混じると、余計に現実感が増すのだ)を取り上げている。

 日本人に好意的であるといって、差し支えないだろう。

日本は、我々が想像するほど孤立していないのである。


by j6ngt | 2005-04-22 02:57

Times(英国)の社説「中国政府は、これ以上日本に何を求めるのか」

◆ワシントンポストだけではない。英国紙"Times"の場合。

 

 一昨日、ワシントンポスト紙の社説を訳したところ、随分多くの方が読んで下さったようで、訳した甲斐がありました。

 しかし、中国に対して批判的なのはアメリカのメディアだけではない。

 英国のインテリ階級が読む、"Times"という由緒ある新聞がある。しばしば、"London Times"という人がいるが、これは、あとから"NewYork Times"がアメリカで発刊されたため、それと区別するために便宜上"London"の語を付けたのであり、正式な名称はあくまで"Times"である。

 なお、念を押すと、アメリカの雑誌の"Time"と混同しがちであるが、両者は互いに関係がない。

 今日、訳すのは、英国の新聞"Times"(sが付く)である。

 この"Times"紙が19日付の社説で、やはり中国に対して批判的なコメントを載せているので、御紹介したい。

 中国に対して批判的であるから、というよりも、公平、論理的、客観的なものの考え方が勉強になる。

 これは、教育も、教養もある人物の文章である。

 いずれにせよ、一昨日の日記に書いたとおり、世界の主だった国のインテリは、中国が無理なことを言っていることは、分かっているのである。

 原文は、

 "Shouting is not a policy " http://www.timesonline.co.uk/printFriendly/0,,1-41-1575322,00.html

である。


◆わめきちらすことは、「政策」とはいえない。(19日付"Times"社説)(訳者注:要旨)

 

 中国と日本は、1972年に国交正常化して以来、最悪の状態にある。

 今まで両国はお互いに無くてはならない経済的なパートナーとして、利益を分かち合っていた。

 しかし、ここ数週間、中国は、突然、また日本の戦争責任を持ちだし、矢継ぎ早に謝罪と賠償を要求してきた。

 日本は、初めて、中国に公然と反論している。

 戦争中の行為に対する中国の批判は、現在中国に在留する日本人や在外公館に対する暴力的行為を正当化するものではない、と主張しているのだ。



 日本は戦後、経済的な成長に伴い、戦後のタブーを少しずつ取り除いて、戦略的な役割を果たそうとしている。

 中国もまた、経済的に発展するにしたがって、再興する大国として国際的な尊敬を勝ち取りたいと考えるようになってきている。

 しかし、中国の指導者は、どのようにして、中国の権威をアジアや世界において高めたらよいのか、明確なアイディアを持っていない。

 中国の外交政策には一貫性がなく、グローバルな視点に欠けているので、矛盾した行動を取ってしまう。

 例えば、インドに対して、是非常任理事国に加わってもらいたい、と言っておきながら、日本が常任理事国になるのを妨げるために、「常任理事国の数を増やすべきではない」と後から言ったものだから、インド政府は激怒している。



 また、中国政府は、もし、台湾に対して武力を行使すれば、EU諸国の対中武器禁輸措置が解除される可能性が低くなることを理解していないようだ。

 大衆の情緒的ナショナリズムを刺激することは、政策の代替物たり得ない。

 1972年の国交正常化の時点で、中国は、戦争中の日本の侵略・虐殺行為に対する損害賠償権を放棄したはずだった。

 にも関わらず、中国は結局この問題を蒸し返した。

 日本は寛容にもそれに応じて、多額の経済援助を行った。また、1972年以降、公式の謝罪を17回も行っている。 中国政府は、一体、日本からこれ以上何を望むのかを明確にするべきである。

 日本は、過去の歴史を正直に見すえて、アジア近隣諸国の感受性に注意を払う必要がある。

 だが、中国は、過去にばかりこだわって生きる道を選ぶならば、未来を失うだろう。


by j6ngt | 2005-04-21 02:07