「郵政事業は独立採算で、税金は使われていない。」ことを知らないですか?小泉君に騙されないでください。

◆コメント:しまった。

 

JIROの独断的日記ココログ版に頂いたTB(トラックバック)で知ったのだが、NHK特集に出演した小泉首相が、

「全国の警察官総数よりも郵政職員の数が多い。一番公務員を減らすには郵政民営化だ。」


と発言したのですか? しまった。不覚だった。見逃した。


◆郵便局員を減らしても財政支出は削減されない。まず、国会議員を減らせ。

 

 アホか。郵政事業は、税金で運営されているのではない。郵政公社は独立採算だ。常識である。

 郵便局員を減らしても、税金は元々使われていないのだから、財政改革にはならない。

 小泉純一郎が、

 財政支出削減→人件費削減→公務員を減らす→一番数が多いのは郵便局員

 というつもりで本気で言っている(もしかするとあの知ったかぶりのバカは、本当に事実を知らない恐れがある)としたら、とんでもないことだ。

 繰り返す。郵便局員を減らしても、国家財政の改善にはならない。

 小泉のバカは本当に知らないのではないか。とにかく勉強しない男だからね。


◆まず、国会議員の数と給料とボーナスを減らし、国会議員年金を廃止せよ

 

 税金で食っているのは、小泉さん、あなた方国会議員でしょう。

 何故、最初に国会議員の数を減らし、給料とボーナスを減らすと言わないのですか。

 何故、国会議員年金を廃止すると言わないのですか(国会議員年金に関しては、2003年1月21日2003年12月18日をご参照)。国会議員年金の財源のうち7割は税金です。

 国会で居眠りしている国会議員より、炎天下、自転車や原付で郵便を配達している郵便局員の方が余程勤勉ですよ。

 大体、小泉純一郎内閣総理大臣。

 あんた、独身でしょ。毎回500万円以上もボーナスを受け取ってますね。改革、改革、というなら、大抵、トップがまず賞与返上するのですよ。


◆郵便はユニバーサルサービスなんだから、上手くいっているものを変えるべきではない。

 

 赤字国債を財投債と名前を変えて、相変わらず、郵便局に買わせてる政府こそ、悪の元凶。

 詳しくは、「郵政民営化の詭弁を検証する。」(衆院選前解説シリーズ1)をお読み頂きたい。

 郵便事業などという公共性が高く全国津々浦々にまで行き届かなければいけない普遍的サービス(ユニバーサル・サービス)である。

 旧国鉄のような大赤字を抱えている訳でもない。黒字会社をわざわざいじる必要は無い。

 なによりも、今の郵便局のサービスに不満がある国民は、果たしてどれぐらいいるのか。

 とにかく、小泉は、政略にかけては知恵があるが、国家を運営する上での基礎学力が完全に不足している。

 自民党に投票してはいけない。


by j6ngt | 2005-09-11 15:08 | 郵政民営化


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