世界の名画をパソコンで鑑賞=仏ルーブル美術館が新サイト←いいですね。これ。

◆記事:世界の名画をパソコンで鑑賞=仏ルーブル美術館が新サイト

 

 【パリ28日時事】世界の名画を所蔵するパリのルーブル美術館が28日、新しいインターネットサイトを公開した。3万5000点以上の作品をパソコン上で鑑賞できるのが特徴となっている。

 新サイトは、従来版に比べ閲覧作品数が数十倍に増え、約1500の主要作品には解説が付くなど利用者に配慮した作りが特徴。検索エンジンで見たい作品を探したり、最新技術を使って絵画の細部の拡大や彫刻などを全方位から見ることもできる。 (時事通信) - 6月28日23時2分更新


◆コメント:こういう絵を描いたのも、人間なんですね。

 

 ルーブルのサイトは、以前から、勿論ありました。

 ルーブルのみならず、海外の美術館、博物館のサイトは、惜しげもなくコレクションをオンラインで見せてくれる。

 The British Musium(大英博物館)のサイトは日本語で丁寧なサイトマップが載っている。

 ルーブルも大英博物館も、海外旅行で寄ったことがある人は大勢いるだろうけど、覚えていないでしょ?

 大英博物館だったら、ツタンカーメンと、入り口近くのロゼッタストーンぐらいでしょ?覚えているのは。

 勿論、その国に行って、理屈や背景の知識がなくても、不朽の名画や考古学的資料を自分の目で見てみるっていうのはいいことですけど初めて行ったときは何だか良く分からない。


◆ルーブルの新しいサイト、いいですよ。

 

 Webでは詳しい解説が載っているから、海外旅行に行ったことがある人も、未だのひとも思いをはせながら、その気になれば何時間でも見ていることができます。

 ルーブルは日本語は無いけど、英語の説明はかなりある。たとえ、英語の解説が読めなくても、こういう、月並みですが、超一流のコレクションを見ると、気が休まります。

 ここが、ルーブルのホームページ(トップページ)ですね。

 そして、絵が見たかったら、Home - Collection - Curatorial Departments - Paintings - Selected Works と進めば、西洋美術史に燦然と輝く名画の数々を見ることができます。

 まあ、こういうのは、理屈抜きで。

 いや、いいんですよ。理屈(西洋美術史とか、技術的なこととか、個々の画家の生涯とかね)を知りたくなったら勿論勉強すればよいのです。

 私が申し上げたいのは、多くのひとは、西洋古典音楽とか、美術とかは、「お勉強」してからじゃないと、聴いたり、見たりしてはいけないのではないか、と、勝手に思いこんで敬遠しているので、それは、違いますよ、ということなのです。

 「この絵(音楽)は何を訴えようとしているのか」なんて考えなくてよろしい。とりあえず、見て、聴いて、いいな、と思えたら得でしょう?それでよいのです。


by j6ngt | 2005-06-29 00:35 | 芸術


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